個人金融資産が2200兆円を超え、資産運用立国が叫ばれるなか、ちょっと大きめな夢を見てみよう。例えば、2040年には個人金融資産の規模や構成比はどうなっているか。筆者は、投資信託協会のもとに作られた「すべての人に世界の成長を届ける研究会」（通称つみけ ...

22年の5月5日、当時の岸田文雄首相は英国の金融街シティーで突如、資産所得倍増計画とNISAの大幅拡充を打ち出した。事前に金融庁との調整はなく金融庁内部も大騒ぎだった。当時は投資信託協会副会長も兼ねていた中野氏は「絶好の機会と思った。金融庁などと足並 ...

岩沢誠一郎　名古屋商科大学大学院教授2024年12月27日、ニデックが工作機械大手の牧野フライス製作所にTOB（株式公開買い付け）を提案すると発表した。25年4月4日から1株1万1000円、発表直前の牧野フ株の終値に対し42%のプレミアム（上乗せ幅） ...

経営者から聞いたことで記憶に残っているのには「それは何のためにやっているのか」というのもあった。これも、仕事をしていると往々にして手段がいつのまにか目的になったり、目的を見失ってもっともらしい形式を整えることに力を注いだり時流に流されたりするので、あ ...

ベンチャー投資は一般的に4つのステージに分かれる。まずビジネスアイデアの構想段階である「シード」、アイデアに基づき会社を設立した「アーリー」だ。売り上げや利益がある程度出始めると「ミドル」に上がり、上場間近になると「レイター」となる。初期段階で投資す ...

現在、社債のスプレッド（国債利回りなどに対する上乗せ金利）は縮小しており、投資家はリスク対比のリターンに不満を抱いている。こうした環境下、転換社債型新株予約権付社債（CB）、とりわけ利回りの高いCBが注目に値する。CBは株式と債券の両方の特性を併つ資 ...

「もはや5%、10%のリターンでは物足りない。最低でも3倍以上の成長が見込めるのが未上場株投資の魅力」。こう語るのは個人投資家の斉木愛子さんだ。2021年に初めて未上場株に投資し、現在は上場予備軍と目されるマイクロファイナンスの五常・アンド・カンパニ ...

中小製造業のM&A（合併・買収）を手掛ける技術承継機構が5日、東証グロース市場に上場した。新居英一社長は「上場企業を含め、より大きなM&Aに取り組みたい」と話した。――創業の経緯は。「前職の産業革新機構時代、製造業のM&Aで成長している米ダナハーの存 ...

投資の取材に歩いて思ったことを、つれづれモードで書き付けます。今月は投資家と読書について。しらじらしいことを言うためそういうあだ名がついた友達のガッツしらじらと飲んでいたら、私が仕事で本を読むことが多いという話になった。するとしらじらは出版社につとめ ...

日経競馬担当記者、野元賢一と関根慶太郎の15日の中央競馬予想は以下の通りです。東京競馬全レース（野元記者）、京都競馬全レース（...

地域分散と同時に求められるのが業種分散だ。工作機械が主力とする自動車業界は車の電動シフトに伴い新たな部品加工のニーズが生まれ、それに対応できる機械が完成車メーカーや部品メーカーから選ばれる。日工会によれば24年の自動車業界の受注比率は2割あるが、地域 ...

アルペンスキーの世界選手権は14日、オーストリアのザールバッハで男子大回転が行われ、若月隼太（ホテルロッソ）はトップから7秒24遅れの合計2分46秒95で35位だった。加藤聖五（野沢温泉ク）は1回目途中棄権だった。